李 正雨準牧師が研修を終えました

 2011年9月23日(金)~ 10月15日(土)、韓国ルーテ教会より、準牧師(以下準牧)の李 正雨(イ・ゾンウ)さんが来日し、研修の期間を過ごしました。大宮教会の旧牧師館を住居とし、東京ルーテルセンター教会、日基教団聖ヶ丘教会、ルターハウス、日本ルーテル神学校、鵠沼で開かれた関東婦人の集い、大宮教会で研修を行いました。研修期間中、川瀬彰吾先生の納骨式を新潟の田上墓地にて行うことになっていたため梁と一緒に出かけました。その後、中越教会にて士反先生と芝先生より新潟の宣教協力体制について聞く機会も設けられました。日本での研修内容としてはとても豊かだったのではないかと思います。 現存教会より献身者数が多く、開拓教会を作って出て行かなければならない環境で学んでいる立場から、教会の数に比べて教職の数が足りない切迫した宣教状況である日本に来て、彼が具体的に何をどのように学んでいったのか、その報告が彼のこれからの開拓していく教会形成の中に現れることでしょう。 韓国ルーテル教会では、結婚することが牧師按手の前提となっているそうです。彼は、今年の12月に結婚を予定するまで、準牧の期間を9年、つまり牧師按手を受けるために9年を待ったという豊かな準牧期間を過ごしている人でした。日韓宣教協力プログラムの中のはじめてのケースとて日本で学んだ李さんの 結婚と按手、そして開拓の道のりが、先立つ主イエス・キリストの宣教に従うものでありますように、お祈りしています。 李さんの研修期間中、あらゆる面で協力してくださったみなさまに心から感謝いたします。