李先生研修レポート

 キリストに結ばれている兄弟姉妹に私の便りを伝えられることになり、喜びです。 私と私の家族が来日してすでに10か月になりました。 いまは日本にたいへん慣れました。 初めは言葉だけでなく生活に必要な様々な物、登録、払わなければならない各種の通知などできることがほとんどなかったのですが、今は必死にやり遂げています。日本語のレベルも上がって、先週の日本語能力試験では3級を取りました。 年末になったら2級もとるつもりです。 NRKの礼拝式文もできるようになって研修中の教会で司式をしています。 続きを読む 李先生研修レポート

李正雨宣教師、 来日間近

 間もなく韓国ルーテル教会より李正雨牧師が来日されます。おそらく10月中旬となるでしょう。今後のNRKの宣教を共に担ってくださる人材です。私たちは心より歓迎したいと思います。 韓国での先生のお働きは、いわゆる副牧師としてのお働きでした。主に若者たちへの伝道牧会に携わり活躍されたと聞きます。この経験と熱意が日本で発揮されるよう願っています。NRK全体を見渡しても高齢化の波には抗えず、若者・幼子が少ない現状といえます。いつの間にかこうなったことは、私たちの働きの責任でしょう。私たちが生きている間だけ教会が存続すればよいというものではありません。若い世代が教会に戻ってくることで、初めて私たちの存在自身も確かなものとなります。「わたしの息子たちを遠くから、娘たちを地の果てから連れ帰れ、と言う」(イザヤ書43章6節)とあるように、主は私たちにとっての息子・娘を呼び集めるよう告げられます。李先生のお働きが、このみ言葉の命ずるところの働きとして豊かに用いられますよう祈るものです。来日されてからは生活を整え、ご家族を10月下旬にも迎えて、早速日本語研修が始まります。 主の召しに応えての外国での生活です。厳しいものがあるでしょう。私たちのサポートを必要としています。皆で祈り支えましょう。

宣教総主事 斎藤 衛