みことば

クッキー

『婦人之友』を創刊した羽仁もと子によって育まれた女性のネットワーク「友の会」では、お菓子やパンを完成させるまで何度も作る練習をするという話を教会の方から伺った。売るためにではなく、家族が食べるものなのに、プロ級になるまで…

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りんご

最近、朝一番に食べるりんごに関心を寄せて食べる瞑想をしている。つるっとした皮が舌に触る感覚、噛んだときのさくっとした大きな音、果肉から流れ出る果汁の豊かさ、それは甘みと酸味を豊かに含んでいる。果肉が崩れる音やのどから流れ…

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婚礼の服

婚礼の服 マタイによる福音書22章1~14節 お招きを受けるということは、嬉しいことです。家庭の食事の席に呼ばれるということは、その人の存在が肯定されているということです。ですから、キリスト教の伝統の中で大切に受け継がれ…

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無邪気さの力

台風のために低気圧が近づいていたせいだったと思うが、数日前から元気がなく寝てばかりいた愛猫に、今朝、冷たい鼻先を鼻につけられて、びっくりして目が覚めた。まだ真っ暗な時間帯。気温が下がって冷えてきたために、「布団の中に入れ…

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愛か執着か

今日は珍しい光景に出会った。公衆電話。思わず写真を撮ってしまった。多くの人に愛され、大切な役割を果たしてきたもの。昔、あの受話器を手にしてお金が落ちる音を聞きながら、キムチの作り方や韓国のおかずの作り方を母に聞いていた。…

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神々しい時

この頃、朝一番のトイレ訪問は、神の臨在に出会う神々しいときである。隣の家の庭にある二本のキンモクセイの木から放された香りが、夜の間、牧師館のトイレにまで入ってきて、部屋中に満ちている。コロナ禍の中で、ソーシャルディスタン…

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神の顔をした可愛い子たち

日曜日の朝、まだ礼拝が始まる前に、可愛い顔をした子らが豊かな香といっしょに一束になって牧師室を訪ねてきた。「家の庭に咲いている子たちです」、「教会にはお花があるけど、牧師室にはないと思ったのでもって来ました」というお言葉…

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私は命の源なる神の畑

マタイによる福音書21章33~46節 https://youtu.be/6WmmWMh8frQ 先週は、三日間ルターハウスに滞在させていただきました。コロナ禍や夏休みのために中断していた学生たちのプログラムがスタートする…

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祭司長やファリサイ派のよう

未だに鵠沼の道に迷う。今日は藤沢の図書館からの帰り道に迷い、一時間ほどさ迷った。結局、スマホを出して案内してもらったが、スマホが案内する道が、自分がそれだと思う道と異なることで何度も葛藤をおこす自分。まだ乱れている自分の…

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キンモクセイの香で平和に

春に咲く沈丁花は千里まで広がり、秋に咲くキンモクセイは万里まで広がるという言葉がある。昔の花嫁たちは初夜を迎えるために、これらの香を身につけるくらい、昔から女性たちに愛されてきた香のようだ。以前働いていた教会にもこれらの…

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