みことば
流れのほとりに植えられた木
いまから503年前の1517年、マルティン・ルターは、ヴィッテンベルク教会の扉に、95か条からなる質問状を張り出しました。そこから、中世ヨーロッパのローマ・カトリック教会内に宗教改革運動が始まり、一つであった教会は、引き…
続きを読む良きパートナー
朝、起きると猫が既にキッチンに座っている。いつものおやつが欲しいのだ。私が無視して他のことをしていると、終わるまで動かずにずっと待っている。一つのことが終わってももらえないと、声を出して、鼻でおやつが入っているところを開…
続きを読む大地があってこそ
足に怪我をして自由に歩けなかった時があった。元気になって歩けるようになって、足の健康の大切さを知った。さらに長い時間が経って、足が歩けるのは、その足を支えてくれる大地があってこそということに気づいた。私は何も知らなかった…
続きを読む信頼
幼稚園の運動会。予定日も予備日も天気予報ではあやしい天候。でも、思い切って予定日に決行を宣言。結果、運動会の時間帯だけ天候はもち、子どもたちの笑顔いっぱいの競技を見ることができた。ところが子どもたち、いろいろなルールを守…
続きを読む人も自然の一部
降る雨が、自分がいる部屋の屋根の上で音を出している。隣の家の屋根は雨に濡れてしっとりとして見える。雨が屋根にぶつかる摩擦音の響きも、雨に濡れてしっとりして映る隣の家の屋根の様子も、わたしの騒めく心を静め、安らぐように、平…
続きを読む神のものは神に
私が来日した頃の日本の消費税はまだ3%でした。30年ほどの前の話しですが、それでも、消費税がなかった韓国の留学生にとって3%を買い物額に上乗せすることは、大きな負担と感じました。それが、今は10%にまで上がりましたから、…
続きを読むゆるし
人は、日々、ゆるしを生きるように招かれているのに、その招きを拒絶する。自分を傷つけた人をゆるしたくないのだ。ゆるしてしまえば、損するような気がして、相手への憎しみを手放そうとしない。ゆるしは、ゆるす人のために備えられた神…
続きを読む聖霊
「聖霊の息づかいに励まされながら、私たちは気づいているでしょうか。聖霊が私たちの中で働いておられるということ、私たちを揺り動かし、闇から光へと導きだしておられるということに。聖霊は、わたしたちの存在を常に方向づけます。そ…
続きを読む柿
幼稚園児の学びのために造られた小さな公園には、今いろんな果実が実っている。レモン、みかん、柚子、そして私の大好きな柿も。今年は、小さな柿の木に大きな実が3個。今朝、最後の一個が牧師室に届けられた。「熟しすぎているけれど……
続きを読む聖餐の恵み
コロナ禍の中、教会に来られないお年寄りの所を、聖餐をもって訪ねると、「思いもかけない恵みにあずかることができて、本当に嬉しかった。もうあずかれないと思っていた」と、聖餐にあずかった喜びを表してくださる。礼拝に来られなくな…
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