未分類

梅雨の間

木々も、木々の間を通り抜ける風も、木々の枝でさえずる鳥も、木間に差し出す光も、沢を流れるせせらぎも、すべて与えられた賜物を用いて神さまを賛美しているのに、今日わたしは神さまを賛美したのだろうか。忙しい心が歩き方に現れて、…

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知るということ

子どもだった時に、大人の身勝手な振る舞いによって、知らない内に傷つけられている大人が大勢います。そして自分も知らない内に子どもを傷つけています。この悪のサイクルから抜け出るためには、今、自分が何をしているのか、何を感じて…

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愛という赦し

「親から一度も愛されたことがない」とか「誰からも愛されていない」とか、「愛することがわからない」と言う人がいます。本当にそうでしょうか。愛することは赦すことなのです。つまり、私たち一人一人は、生きるためにすべてのことにお…

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神の家の庭に居並ぶ人

神の家。そこは、神は愛でおられる故に、愛のただ中です。互いが愛し合うそこに神はおられるのです。しかし、どうやって私たちは愛し続けることができるでしょうか。一つの家で何年、何十年一緒に暮らしている家族のこと、職場の人、出会…

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                   復活節第2主日             2021年4月11日 ヨハネによる福音書20章19~31節 わたしの主 わたしの神よ 女性たちから主が復活したと証言を聞いても信じない弟子たち…

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信頼の力

仕事が山積しているとき、人との関係が上手くいかないとき、体が病におかされるとき、私たちは、「早く!」、「正しい!」、「長さや短さ」のようなものの概念の中で解決しようとがんばります。次から次へ策を立て、自分が納得いくまで説…

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出身地

人々は出身地や出身大学、親の名声などを訪ねる。それらを重んじているから。聖家族になったヨセフの仕事は大工。マリアは田舎のナザレという小さな村出身で無名の大工の妻。彼らに、人間的に誇れるものは何もない。彼らが神によってイエ…

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断捨離

拒絶。家の扉を閉じる。心の扉を閉じる。ありのままの存在を拒絶されて育った人は、心の開き方がわからない。家の扉を他者に対しての開くことに抵抗する。子どもを育てる親も、多くの弱さを抱えているために、わが子の弱さを受け入れるこ…

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祈り

「隣人を自分のように愛しなさい」と聖書は述べる。どうすれば人を自分のように愛することができるのだろう。それは、祈ること!静かに座って自分を神に委ねる時間の中に、自分を愛し、人を愛する道がある。自分の弱さを見つめ、人の弱さ…

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甘えてもいい

疲れているとき、相手の助言を素直に受け入れられない。疲れているとき、自分が正しいと思うことに対して指摘してくる相手にイライラする。コロナ禍の中の慣れない状況、降ってくる仕事の山、果たさなければならない課題、突発的に起きて…

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