みことば

12月27日 降誕節第1主日 説教

ルカによる福音書2章22~40節 聖別される 2020年の最後の主日を迎えました。新型コロナを恐れていたら、あっという間に過ぎた一年だった、もう二度とこんな年は迎えたくないという思いで、この年末を過ごしている方もおられる…

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御翼の陰に

神は、人間がご自分を理解できるようにと、貧しい者の一人として、身分の低い、砕かれた者の姿でキリストを送られました。もしキリスト・イエスがわたしたちの中に住まわれなかったら、神は依然としてわたしたちにとって遠く離れた存在で…

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12月25日 主の降誕祭 説教

ヨハネによる福音書1章1~14節 言の内に命があった みなさん、クリスマスおめでとうございます。み子、救い主は、私たちのためにお生まれになりました。イエスさまのご降誕を心よりお祝い申し上げます。 「初めに言があった。… …

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12月24日 クリスマスイブ 説教

ルカによる福音書2章1~20節 清しこの夜 みなさま、クリスマスおめでとうございます。 待ち望んでいた救い主イエスさまがお生まれになりました。この方こそキリスト、平和の君です。お生まれになった救い主イエス、平和の君でおら…

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聖なる日に

キリスト、すべての命の救い主。 あなたはいつもわたしたちのところへ来られます。 あなたをお迎えします。 夜の平和のうちに。 昼の静けさのうちに。 創造の美しさのうちに。 激しい内なる葛藤のうちに。 あなたをお迎えするとは…

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命の循環

命の循環。消費社会の中に慣れてしまった人には気づかない。お金が全ての決め手になっているから。人間だけがお金で他の命を買い取って殺し、食べている。しかも必要以上に。他のすべての命あるものが、人間の欲望を満たすために命を差し…

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その一言で

ルカによる福音書1章26~38節 その一言で 待降節第4主日。定められた四週間のアドベントの間、私たちは救い主が来られる道を整えてきました。コロナ禍の中、きっと、例年のアドベントとは異なった思いで過ごされた方も多いのでは…

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聖貧な人

与えられたものをささげる。ハンナは祈って与えられた子を神さまの働き人としてささげた。子を産めない女というレッテルがはられ、生きる希望さえ失っていた彼女の祈りに、神さまは応えてくださり、子どもを産めない女というレッテルを外…

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クリスマスとわたし

「わたし」って誰?と問いかけたくなる時がある。特に師走の季節を迎えると、我失うほど忙しく動いていると、本当の自分が誰なのか忘れる。けれども、その日に存在した者が自分である。そんなはずではなかったと消したくなる行動や発言を…

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出身地

人々は出身地や出身大学、親の名声などを訪ねる。それらを重んじているから。聖家族になったヨセフの仕事は大工。マリアは田舎のナザレという小さな村出身で無名の大工の妻。彼らに、人間的に誇れるものは何もない。彼らが神によってイエ…

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