アルメニア旅物語③ ホルヴィラップ修道院

Home » アルメニア旅物語③ ホルヴィラップ修道院
20260428_062637167_iOS

ホルヴィラップ修道院は、大小二つのアララト山を背にし、
アルメニアのアララト平原に位置する。
トルコとの国境に近く、アララト州アルタシャトの南約 8 キロメートル、
古代アルタクサタの領土内にある。

 

左が小アララト山、右は大アララト山

以前はアルメニアのものだったのが、今はトルコの領土になっている。

 


聖グレゴリウスが13年間監禁されていた地下洞窟。

グレゴリウスはキリスト教徒であることを公言し、
王が命じた異教の神への生け贄(献身)を拒んだため、反逆者として捕らえられた。

当時のアルメニア王ティリダテス3世(トナト3世)は、キリスト教信仰の禁止し、
女神アニへの献身を強要していた。一般的には「13年間」投獄されたと伝えられている。

その後、王が重病(精神疾患とされる)に陥った際、
王の妹が「グレゴリウスだけが兄を救える」という啓示を受け、
牢から出されたグレゴリウスが王の病を癒やしたことで、
王はキリスト教に改宗した。

これを機に西暦301年、アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教として受け入れた。

 

グレゴリウスが洞窟に監禁されている間、
鳩が食べ物を運んだという。
修道院の入り口では鳩が売られていた。
グレゴリウスを記念するのと同時に、
ノアに水が引いたことを知らせ、
その箱舟が留まったアララト山に向かって
飛び出すようにという意味で売っているのか…

どんなときにも助けの手は、必ず備えられる。
今回の旅も、優しいアルメニアの人々に
思いかけない所で沢山助けられている。

 

 

カテゴリー