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ルターハウスの表と裏には大きな公園がある。
表には野川公園、裏には武蔵野公園。
こんなに恵まれた環境の中で学生たちは暮らし、
野川公園を通って通学している(自転車)。
このように恵まれた環境のなかにいるから勉強もすいすいできて、
内面の悩み事もすんなり解決できそうに思えるけれども、
そうは簡単にいかないのが、人の現実。
大切なことは、自分自身の中にある壁の中身を知ること、
それを知らない限り自分と向かい合うことは難しい。
そのためにも、自然界がそのための知恵を気づかせてくれている、
季節ごとの変化をもってもてなしてくれていることに気づく、
その恵みの中に自分がいるということに感謝できるときに、
私自身と向かい合うという学びは始まるのであろう。

 


(野川公園の真ん中辺にある木。何百歳なのだろう…)

 

私たちは、肉体に完全に安住できたためしがない。
だが神は、肉体と精神の区別なく私たちの総体を愛したいとお望みになる。
私たちは年ごとにますます、肉体こそ征服すべき敵だと思うようになった。
しかし神は、復活にそなえて私たちが肉体を味方にすることを望んでいらっしゃる。
自分自身の肉体を完全に所有していなければ、
永遠の命のためにそれを用いることはできないのである。
(ヘンリ・ナウエン「心の奥の愛の声」)

 

 

兄弟愛をいつも持っていなさい。
旅人をもてなすことを忘れてはなりません。
そうすることで、ある人たちは、気付かずに天使たちをもてなしました。
(ヘブライ人への手紙13:1~2)

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