光りの子

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願いが適えられたとき、どうして?と驚くときがある。
確かに、そうあってほしいと願ったけれども、
それが現実となってくると不思議で仕方なく、
驚いてしまうのである。それは、誰か、
願う人の心の中をスキャンしている、ということかな。
面に出なかった言葉にじっと耳を傾けていたのかな。
光りの子とは、話さなかった言葉も思いも何もかも
すべて光に照らされて適えられるようにある人のことなのか。

当たり前なんでこと、何一つなくて・・・・・・
たとえば、嫌いなことがあったとしても
明日は頑張ろうと思えることが何よりの贅沢だったり。

震災後、宮城県の郷里に帰った俳優は
海の匂いがする田んぼに絶句した。
東京に戻ってしばらく口を開けなかったが、
ドラマで被災者役を演じて、
こんなふうに言ってもいいんだと思い切れた。
以後、「いってきます」のような
シンプルな語と大切にしているという。

(23日朝日新聞「折々のことば」より)

眠っている者よ、起きよ。
死者の中から立ち上がれ。
そうすれば、キリストがあなたを照らされる。

(エフェソ4:14)

 

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