それでも

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すべて命あるものの命を促しながら圧倒的な力で東の方から昇った太陽を濃雲が隠している。まるで輝く太陽などないかのように。しかし、確かに昇った太陽は濃雲の向こうで輝いていて、その存在を証明する光が雲の間から差し出されている。わたしたちの人生も同じである。暗闇に覆われるときをどこかの時点で迎える。そこで起きた出来事は、もうこれで終わりだ、死の墓の暗さしかないように思わすけれど、人生の輝く太陽は確かに死の墓のすぐそこで輝いている。起きては去ってゆく雲のようなものに振り回されないようにしたい。どんなときも自分の人生に「イエス」と言える、今日はそんな一日!

「そして、そこでも福音を告げ知らせていた」(使徒14:1~7)

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