キリストの心(教会だより2026年7月号)
2026.8.5
5月17日に旭川教会の礼拝堂で第1回旭川教会音楽祭が開かれました。旭川近郊のクリスチャン演奏家に出演依頼し、声楽・ピアノ・チェロ・合唱、そして観客全員での讃美歌斉唱…「讃美と喜び」をテーマにした超教派の音楽集会です。主催したのは私も所属するメサイヤ・クリスチャン・クワイアという合唱団。10年程前、ある牧師の「市内のクリスチャンでヘンデルのメサイヤを歌おう」という呼びかけで結成されましたが、メンバーの転勤やコロナ禍を経て団員が減少し(男声テナーは私一人!)、6年間も演奏会が開けませんでした。教会音楽祭のアイデアは、自ら演奏の場を作り出すための苦肉の策でしたが、それ以上に『自分たちも元気になりたいし、教会を元気にしたい』という思いがありました。当日どれだけお客さんが集まるか心配でしたが、不思議なことに礼拝堂80席がぴったり満席になりました。終演後、他教会の信徒の方から「普段、自分たちの教会も人がまばらだけれど、今日はこの広い礼拝堂が讃美でいっぱいになって感動した」と感想をいただきました。いっぱいになったのは礼拝堂だけでなく、ひとりひとりの心だと思います。「第2回をお楽しみに!」と言葉をかけ合い終幕しました。
使徒パウロは獄中でも讃美歌を歌い「主において常に喜びなさい」と語りました。苦しみや不安、自分の小ささを知る時こそ、神様の絶えない恵みを知るチャンス。その本当の喜びの中から讃美の祈りや歌が生まれていきます。
(旭川教会・深川教会・北見教会牧師 西川真人)
