キリストの心(教会だより2022年1月号)
2022.2.24

「すべての人を照らす」
ヨハネによる福音書1章9

「その光は、真の光で、世に来てすべての人を照らすのである」

 聖書は言います、キリストは「真の光で、世に来てすべての人を照らすのである」と。イエスさまは、誰もがその身を置きたくないと思うような、暗くて、冷たくて、汚い飼い葉おけの中にその身を置かれた。悩み、苦しみ、悲しむ人びとのそばにその身を置かれた。どうしようもない罪人の救いのために十字架の上にその身を置かれた。なぜならすべての人を照らし、大切なあなたの心に神さまの愛の光、希望の光、いのちの光をともすために。すべての人の救いのために。

 昨年、生まれて初めてクリスマスソングを作りました。曲名は「メリークリスマス」。みんなの心にキリストの光、希望の光、いのちの光がともってほしい、そんな思いを込めて作った曲です。サビの箇所でこう歌います、「メリー メリークリスマス ありがとう 共に喜び 祝い歌おう ぼくたちの心に灯された 光は誰にも消せはしない いつも いつまでも どこまでも 決してわすれない あなたのぬくもり…」。

 バッドニュースや誹謗中傷の言葉が飛び交う世界に向けて、今年もおもいっきり神さまの福音をグッドニュースを語り、おもいっきり賛美をしよう。みんながキリストの光に照らされ、みんなの心にキリストの光が灯され、いつも、いつまでも輝き続けるように。GOD☆BLESS

(浦和ルーテル教会牧師 笠原 光見)