議長だより(教会だより2024年1月号)
2024.1.17

 韓国ルーテル教会より宣教師として来られた李正雨先生が、今年の2月の終わりに帰国されることになりました。NRKと韓国ルーテル教会交流が盛んになり、教職者の交流、信徒の交流、神学生の交流が行われ、一つの結実として、宣教師派遣プログラムが作られ、最初の宣教師として李先生が奉仕してくださいました。お互いにとって初めての機会でしたので、あらかじめ想定される準備をしたつもりでしたが、ご家族の語学のサポートなど、やってみて初めて分かる必要なことがいくつかありました。

 2013年10月に来日され、1年半の語学等の研修期間を送り、2015年4月から池上教会で奉仕されました。2020年からは、飯能教会でも奉仕をしていただきました。3年ごとに、宣教師と両教団での確認の機会を持っていますが、李先生のご家族の事情、お子さんたちの就学のことなどでこの度、帰国の決断となりました。また、韓国の年度がわりの関係で、2月での帰国となります。韓国での話し合いの際に、キム議長から、これで終わりではなく、これからも協力を続けていこう、という言葉をいただきました。この経験を踏まえて、これからも良き協力ができればと思っています。これまでの李先生の働き、また、李先生を送り出してくださった韓国ルーテル教会に心から感謝いたします。韓国での李先生の働きとご家族の歩みが祝福されることをお祈りしています。

吉田達臣