光の中

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自分のことが正しいと思い込みの中にいるときは、自分の意見の反対側にいる人のことを裁いてしまいます。そのとき湧き出でるのは、憎悪的なものばかりです。憎しい、別れたい、攻撃的な言葉で責めたい…結局、自分自身を苦しめ、関係を破壊してゆく道を歩むようになります。暗闇の中にいる状態です。

しかし、自分の意見と合わなくても、それがその人であると受け止めるとき、そこから「愛」という尊いものが芽生えてきます。小さな芽なのかもしれませんが、それはとても尊く、聖なるものとして育ちます。神さまの光が照らしていますから、「救い」や「赦し」や「平和」という実りが結ばれます。憎しい相手を愛することは何か損するような思いがしますが、愛することとは、ただその人のそのままを見つめること、それだけでいいのです。どうか今日が、そういう一日でありますように!

「 イエスは再び言われた。『わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ』」(ヨハネによる福音書8章12~20節)。

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