相続人の勤め

Home » 相続人の勤め
20210220_053315245_iOS

わたしたちには、上から受け継がれているものがあります。神の国の霊的財産です。罪を悔い改めて洗礼を受けるということは、その財産を受け継いだ相続人になるということなのです。受け継いだものは活用されなければなりません。日常の中で、ありとあらゆる関係の中でわたしたちは受け継いだ財産を分かち合いながら生きるようにされているのです。今、わたしを苦しめている誰かを、「主の名によって祝福します」と祈り、わたしのものを奪い取ろうとする者を、また同じく祝福して祈るのです。さらには、今大好きな人、わたしの心を奪い取ってゆくほど好きな人のためにも、同じく祝福の祈りを祈ります。好きな人には親切にし、嫌いな人には冷たくするのはこの世的やり方です。どの人にでも、分け隔てることなく平等に、神さまから与えられた財産を分かち合って生きるのです。

「悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです」1ペトロの手紙3章8~18a)。

カテゴリー