命を奪われた幼子の日

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ヘロデ王は生まれた救い主を殺すために、ベツレヘムとその周辺一帯の二歳児以下の男の子をすべて殺した。救い主一家はすでにエジプトの方へ逃れた後だった。権力に頼る人は、権力を守るためだったら、どんなことでもする。嘘をつき、同僚を犠牲にさせ、国民を欺く。罪のない幼子たちの命を平気で奪い取れるのだ。「大人」という強さを守るために、「子ども」という幼さを殺す場合が多くある。本当はその幼さこそ神とつながる、救いの道であることを知らずに。ほとんどの人が幼子の時期に、大人によって幼さが傷ついている。純粋さのゆえに。

「ラマで声が聞こえた。激しく嘆き悲しむ声だ。ラケルは子供たちのことで泣き、慰めてもらおうともしない、子供たちがもういないから」(マタイ2:13~18)。

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