みんな違う
2023年6月6日
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人と同じことができないとき、
どうして自分はそうできないのだろうと悩むときがある。
人との違いの差が多ければ多いほど、
人と異なる自分が嫌にさえなったりもする。
しかし、人はみんな違う者として造られた。
それぞれに違う者として向かい合う、
それが神の創造の業である。
違いがなければ一緒に生きるのが難しい。
それゆえ、他者との違いは恵みなのである。
人の話を聞いていると、
相手はみんなこちらを拒否しているおうな感じがする。
だが、相手は「こちら」のことなど語っているわけではない。
彼ら自身の限界について語っているのである。
こちらの欲求や願望になどかまわず、
自分たちの貧しさを打ち明けているのだ。
(ヘンリ―・ナウエン「心の奥の愛の声」より)
恵みの賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。
務めにはいろいろありますが、仕えるのは同じ主です。
働きにはいろいろありますが、すべての人の中に働いてすべてをなさるのは同じ神です。
一人一人に霊の働きが現れるのは、全体の益となるためです。
(1コリントの信徒への手紙12:4~7)
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