人生

今日ひとつ嬉しことがあった。
そして今日ひとつ悲しいことがあった。
出逢いと、別れ。　こうやって、
嬉しいことと悲しいことの繰り返し、
それが一日となり、人生となっていく。
しかし、大切なことは、
喜びと悲しみは隣り同士であるということ。
その裏と表を見つめる心があれば、
人生って、けっこう、いいものかも。

孤独のゆえに、私たちは人にしがみつき、
そうすることで計り知れない苦しみを味わう。
なぜなら、しがみつくことでは孤独はなくならないから。
また必死にしがみつけばつくほど、
ますます絶望的になっていく。
･･･
人と人との真の関係は、この世界にある祈りのようなもの。
祈る手は時としてしっかり触れ合っているが、時には離れている。

（ヘンリ・ナウエン「Bread for the Journey」より）

主よ、あなたの慈しみにふさわしく
私を生かしてください。

（詩編１１９：１５９）