存在者

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私たちが神のことを考えない時があると言って、
神から嫌われていると心配しなくてはならないのでしょうか。


13世紀に生まれたラインラントのマイスター・エックハルトは次のように述べます。
「神に心を向けるとは、神について絶えず考え続けることではありません。
それは不可能です。またそれが最良のこととも言えません。
人は、知性の中の神には満足できないのです。
そのような場合、私たちが神についての思索をやめると、神は消えてしまいます。
神は、人間の考えを超えたところにおられます。
そして、神の実在は、その真実は、決して消えることがありません」。
(「信頼への旅」Br.ロジェ)。

見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。
(詩編133編)。

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