存在価値

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太陽を月だと言う人はいない。きれいに咲いている花を雑草という人もいない。それは、太陽も花も自らの存在価値をすべて発揮して、自分だけにできることをしているからである。時々、言ったことや書いたことが誤解されて帰ってきたり、伝えようとしていることをそのまま受け止めてもらえないことがある。それは、相手のせいではない。わたし自身が、自分の存在価値をすべて発揮できていないからである。自分がどれだけ大切にされているのかを知らのである。わたしのために夜と昼が繰り返され、四季に巡り合い、寒さと暑さを感じられる感覚や見えない方を信じられる純粋な心が与えられていること。それほど自分が愛されていることに気づいていないから、自分が誤解されたり、伝えたいことがそのまま相手に伝えられないのは当然であろう。

「そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。 わたしを尋ね求めるならば見いだし、心を尽くしてわたしを求めるなら、 わたしに出会うであろう」(エレミヤ291~14)。

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