修行が足りない

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台所の生ごみを畑に埋めるために出て帰ってくると、いつの間にか、何か所も蟹にさされてかゆみ出はめる。気づくと一緒に家の中にまでついて来たものがいて、思い切り叩き殺される。そこで仕返しの快感を味わっている自分は、何と残虐な人かと思った。生き残るために必死にしがみつくときが、自分にもあっただろうのに。どうしたら、他に対しても優しく、その相手の気持ちやいのちを愛おしく受け止めることができるのだろう。かまれるまま体を委ねること?家の中で一緒に暮らすこと?優しく外へ放すこと?

もっと優しい人、他の弱さを生きる土台にして自由にされる方に似ていく修行を積まなければ!

「人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」そして、中風の人に、『起き上がって床を担ぎ、家に帰りなさい』と言われた。その人は起き上がり、家に帰って行った。群衆はこれを見て恐ろしくなり、人間にこれほどの権威をゆだねられた神を賛美した」(マタイ9:6~8)。

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