副議長だより(教会だより2026年2月号)
2026.2.20
私の趣味の一つは、プロレス観戦です。先月、新日本プロレスの棚橋弘至選手の引退試合が行われました。現地には行けなかったため、大型スクリーンのあるカラオケボックスで、インターネット配信をリアルタイムで観戦しました。
かつて新日本プロレスは、総合格闘技の要素を取り入れようと模索した時代がありました。その中で棚橋選手は、当時の代表アントニオ猪木氏に「僕は新日本プロレスのリングで(従来の)プロレスをします」と宣言しました。黒パンツが主流の時代に、長髪で派手なコスチューム。その姿は当初ブーイングも受けましたが、次第に理解され、減っていた観客も戻り、社長に就任するまでになりました。試合後に「みなさん愛してまーす!」と叫ぶのも、彼のトレードマークです。
彼の歩みを見ながら、私は教会のことを思いました。「イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です」(ヘブライ13章8)。私たちは、福音に何かを付け足したり削ったりするのではなく、ただ純粋にイエス・キリストを伝える教会でありたいと願います。同時に、「すべての人に対してすべてのものになりました」(Ⅰコリント9章22)ともあります。変えてはならない中心を守りつつ、今日を生きる人々の痛みや現実に寄り添うこと。その両立を、みなさんと共に考えていきたいのです。みなさん、愛してまーす!
白井 真樹
